戯言水槽へようこそ

 はじめまして、雨音さかなです。
 なんとなく、創作物に関して一連の経過観察拠点があるとよいのかもなぁという気持ちでこの水槽を用意しました。
 今はゲームという形でパッケージングしようかなということで、色々思案しているところです。
 ただ、『ゲームを作りたい!!』という強い意志で動いているわけではなく、単に今描きたい創作物に対して合うプラットフォームがそれなのかも、という感覚で動いているだけなので、途中でこれはゲーム向けではないかもしれないと判断したら、そこで方針を切り替える可能性はあります。
たくさん文字を書くのが好きなので、今はベースになるシナリオを書いています。ほぼほぼ小説として読める状態のものとして書いているので、これゲームじゃないかもになったら、小説として纏めるつもりではあります。その後、それをどう公開するかも未定です。
 非常にきまぐれな水槽なので、なんか一般人がごにょごにょしてるくらいの気持ちで見ていただけたら幸いです。

 これまで物語文章を書く上でのセオリー的なものについて、あまり捕らわれずに書いてくることが多かったのですが、プロットがあると良いとされているらしいです。私が書籍(個人同人誌)として形にした作品の中で、がっちりプロットを組んで書いた作品は一つだけでしたが、確かにプロットがあった方が完成までに詰まることがなく、スピーディに書き上げられた気がします。ただ、力不足なのもあるのでしょうけれど、展開優先でキャラクターの掘り下げがおざなりになってしまった面があり、個人的にはあまり好みの書き方ではなかったです。というわけで今回も輪郭のぼやけた状態で書き始めています。ただ、流石に全くノープランというわけではなく、主要登場人物の芯のようなものは存在する状態です。また、数年前に書きかけだった作品から設定を一部サルベージしています。
 あまり明るく華やかな物語ではないことと、書いている作品に精神が引っ張られる傾向があることから、しばらくは常に頭の中に複数人の重い感情が沈殿していそうです……。ただ、書いている最中に彼らが沢山の一面を見せてくれるのは楽しいですね。これが楽しいから、物語書くのやめられない。あまり暴走しすぎないように見守る必要はありますが。
 で、どういう話かというと……一人の女性に変な形で執着する複数の男女の物語、だと思います。多分。メイビー。形式としては今のところ、読み物系アドベンチャーを想定しています。恋愛シミュレーションではないです。
 ”大学生の主人公「岩垂海」は、幼少の頃から彼女にしか見えない奇妙な男性の存在を認識している。” という設定だけはブレないはずなので、今はこの部分だけ公開しておきます。
 あと、何かのラフです。

 というわけで、初回はこの辺りで。また書きたくなったら書きます。