名乗る必要性

こんにちは、最近まで喉風邪を引いていた雨音さかなです。VRChatでは合成音声で喋っているので、咳を聞かれる心配がないのは良いし、喉にも優しいですね。なんて書くと、なんとなく近未来SFみたいで、いまだにわくわくできる自分がいます。

 年の瀬ですね。今年は昨年に引き続きバーチャル系の活動が九割だったので、誰かのバーチャル生活の一部を支えるモノだったり場所だったりコトだったりになれたのかな? と考えたり考えなかったりです。特に名前で売ろうとしていないので、今年はほとんどの場所で意図的に名乗っていないです。実は少し前にプライベートで名前をとにかく覚えて貰うような宣伝仕事をした際に、その手法に吐き気を覚えてしまったので、今後もしばらくは『名前だけでも覚えていって!』な宣伝方法は取れないかもなあと思った次第。ただこれ、『自分』に対する事象なんですよね。つまり、『自分』ではなく『作品』であれば多少話は変わってくる。私はVRChat上で、ボイスチャットをシステム的に使えないようにした”強制無言”(筆談可・私語厳禁)の作業者向け喫茶店イベントを不定休的に開催しているのですが、店名の『喫茶雨音』は覚えて欲しいですし、来店もして頂きたいので広告も適宜打っています。しかし、店長の雨音さかなです! とは恐らくほとんど名乗っていないのではないでしょうか。‪……‬これでは名前が売れません。ですが、店長はカウンター内のパーツにすぎません。なんなら仕組み上私がいなくても来店できますし、ドリンクさえもセルフサービスです。然るべき判断や統制を最低限行うロボットという見方もできるでしょうか。‪……‬名前を覚えて頂く必要性、あまり無くないですか?

 さて、果たしてこの法則が今作っている作品にいかほど適用されるのかは不明ですが、少なくとも万人受けしないことは確実なこと、そして(年齢制限に収まる程度に)好き勝手シナリオを書いてみよう! ただしちゃんと完成させること! をモットーに、今は絶賛シナリオの文量を増やしているところです。進捗はしていますが、現状キャッチーに見せられる進捗が‪……‬いや、いい加減仮でいいから何らかのビジュアルを置いておこう‪……‬というわけで、サイトにヘッダー画像が追加されました。今後の進み具合次第では、進捗とかその他諸々の冊子片手に何らかの(リアル/バーチャル)イベントにちょくちょく顔出すのもありかなーとは思ってます。

 長々と色々書きましたが、要するに『俺じゃ無くて作品を見てくれ!!』ってことですね。自我については、またここに書きにくるのでそれでなにとぞ、なにとぞ。